歯科医院の効果的な情報発信法
Contents
1, はじめに
近年、歯科医院のウェブによる情報発信は必須と考えられつつありますが、そもそも「何のために情報発信を行うのか」という目的意識が抜け落ちているケースが見られます。
歯科医院における情報発信の目的は、①集患②求人の2つに分けられます。
ウェブ発信の最も大きな役割は、「マッチング」です。
効果的な情報発信を行うことで、自分の考えに合う患者さんやスタッフを集めることが可能となります。本記事では、複数ある媒体のうち、ホームページ、LINE、YouTubeに絞り、効果的な情報発信について解説します。
2,ホームページでの情報発信
現在、ほとんどの歯科医院がホームページを開設されています。
患者さんや求職者が医院の基本的な情報を調べる際、まずホームページを見る人が多いはずです。
歯科医院のホームページでよく見られるのは、
①トップページ
②院長のプロフィール
③料金表
の順になります。
医院が伝えたいことを整理して見やすくレイアウトすれば、効果的な情報発信ができるでしょう。
また、院長自らがブログをアップして、更新頻度を上げることも有効です。
さらに認知度アップのためにホームページの閲覧数を上げるには、
①SEO対策を行って自然検索を増やすこと
②Web広告を出す
のいずれかを行う必要があります。
3,LINEでの情報発信
LINEは新規患者を開拓するよりも、既存患者へのお知らせ等に使うのが効果的です。
企業や店舗が利用できるライン公式アカウントは、以前のメルマガのようなものだと考えるとよいでしょう。
メールは開封されたかどうか分からない上、現在は「スマホに来たメールは全く見ない」という人が増えているため、ラインで送った方がよいと言えます。
また、LINEは「未読のままにしておくのは気持ち悪い」という心理が働くので、とりあえず開封してもらえるという効果はあります。
4,YouTubeでの情報発信
YouTubeは求められる能力が多様で手間もかかるため、ハードルは高いのですが、その分、他の人が参入しにくく、差別化には最も適した媒体です。
YouTubeは、他のFacebookやInstagram等と比べても利用者数が多いことが利点になります。また若者から高齢者まで利用者が幅広いのが特徴です。コロナ禍の中、医院の感染症対策の動画を公開している歯科医院も増えてきています。
5,最後に
情報発信の方法には、ご紹介した媒体以外にもFacebookやTwitter等、さまざまなものがあります。それぞれの媒体ごとの特性を理解することで、効果的な情報発信ができるものと期待しております。
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