【採用特設サイト】最低限必要なコンテンツはこれだけ!
Contents
1.はじめに
令和5年12月26日、厚生労働省から11月度の有効求人倍率が1.28倍であることが公表されました。
今回は人材難の中、これから採用特設サイトを制作(リニューアル)しようとされている医院様に向けて、是非ご準備いただきたいコンテンツをお伝えします。
2.日本の労働市場の現状
人材不足と言われる現在の日本労働市場で、雇用動向を示す指標として「有効求人倍率」というものがあります。こちらは、全国の公共職業安定所(ハローワーク)の求人および就職の状況をまとめ、厚生労働省が毎月公表する求人数の倍率のことです。
有効求人倍率が1よりも大きくなると、企業の求人数が求職者の数を上回り、人材の確保が難しいことを示します。
出典:厚生労働省 報道発表資料「一般職業紹介状況(令和5年11月分)について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36989.html
3.なぜ採用が上手く行かないのか?
求職者のほとんどがスマホ等を使用し、ネットで医院の採用に関する情報を収集しているでしょう。では「なぜ、応募がこないor早期退職が多いのか」。それには、以下のような理由が考えられます。
・医院の魅力、強み(特徴)が求職者に伝わっていない
・欲しい人物像、医院の雰囲気が求職者に伝わっていない
・面接前後or入社前後でイメージのギャップがある
これらを払拭するために、採用特設サイトで医院の情報をどれだけ正しく伝えられるかがポイントとなります。
求人票の書き方につきましては、過去の記事をご覧ください。
▼クリニックで欲しい人材を採用する求人テクニック
https://www.upp-medical.com/column/clinic-management/%e4%ba%ba%e4%ba%8b%e5%8a%b4%e5%8b%99/8031/
4.採用特設サイト 最低限これだけは必要なコンテンツ
医院のHPの中の1ページに、採用の募集要項等を記載してある医院様も多いかと思います。1番多いのが、ハローワークに出されている求人票の内容を、そのまま転記してあるというものです。ただ、それだけではどうしても情報が薄くなってしまいます。
大切なのは、「求職者が気になっている情報がきちんと掲載されているか」「その医院で働くイメージができるか」ということです。
では、今後採用特設サイトを制作しようとされている医院様に是非ご準備いただきたいコンテンツ(情報・写真)は以下の通りです。
①医院を知る
・働く環境
・教育、研修システム
・コミュニケーション
・福利厚生 等
②仕事を知る
・仕事内容
・1日の流れ
・仕事のモットー 等
③一緒に働く人を知る
・スタッフから見た院長先生
・スタッフ紹介 入社1年目、3年目などペルソナ数名のスケジュールを作ると良い
→ その医院でキャリアアップするイメージにも繋がります
④最新情報
・採用特設サイトTOPページ等に更新情報のお知らせがあると、この求人は生きている求人なのだと認識できます
⑤募集要項&採用フロー
⑥よくある質問
⑥エントリーフォーム(web、ご連絡先など)
5.まとめ
今回は、日本の労働市場の現状と、採用特設サイトに是非ご準備いただきたいコンテンツについてお伝えさせていただきました。
採用特設サイトが有るのと無いのとでは、情報量が圧倒的に異なります。近隣の競合医院と条件面が変わらない場合は、求職者にたくさんの情報を提供している医院の方が選ばれる可能性は高くなるでしょう。
今回お伝えした内容が、貴院の採用活動の一助になれば幸いです。
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