求人票の海から自院を見つけてもらうには?
1.はじめに
コロナ禍が明けて人の流れが活発になったことで、これまでよりも採用にお悩みの医院さまが増えているように見受けられます。
どの医院さまも、ということは、裏を返すとそれだけスタッフを獲得する競争倍率が上がっているということです。
これではただ求人を出すだけでは効果があまり出ません。
募集するターゲット層にあったPRを行うことで、出した求人がより多くの人の目に触れ、採用に結びついていきます。
本日は、いかにして自院の求人を見つけてもらうのか?についてお話ししていきます。
2.SNS広告を活用する
求人票を作成したあと応募を獲得するには、まずは「スタッフを募集していること」が多数の人の目に触れることが重要です。
インターネット・SNS が活発な今の時代に、これを活用しない手はありません。
クリニックの採用目的であることを明記した SNS アカウントを開設し、SNS 広告を利用して、働きやすい、働きがいのある職場であることをアピールしましょう。
文字ばかりの投稿よりも、ひと目で印象に残るように『写真・画像・動画をメインに投稿』するのがお勧めです。
投稿内容の例
・医院やスタッフの雰囲気
・勉強会など、スタッフの技術力向上への取り組み
・スタッフの休日の過ごし方
・クリニックの福利厚生
イメージ写真でも構いませんが、スタッフの方々に協力してもらって、実際の写真を投稿するほうがより効果的です。
※写真や動画には、患者さんのお名前や機密情報などが写らないようご注意下さい。
また、広告からプロフィールページに飛んだときに、上記のような内容の通常の投稿が8~10個ほどあれば、広告の説得力が増すためお勧めです。
(例)アップパートナーズグループ採用Instagram
https://www.instagram.com/uppartners_recruit/
3.採用特設サイトを作成する
通常、クリニックのホームページは患者さん向けに作られているため、ホームページに求人票を内包させるだけでは、スタッフ向けのクリニックの魅力を十分に伝えきれません。
クリニックの魅力を余すことなく伝えるには、『SEO・MEO対策を行った採用特設サイト』がうってつけです。
検索結果上位に表示されるためには、きちんとした業者によるSEO・MEOの設定が求められます。
自院の強みを分析し、地域名、強み、福利厚生などを検索ワードに設定することで、多数の人の目に留まるサイトになります。
周辺地域に競合が多い場合は、Google広告の利用・運用なども検討すると良いでしょう。
前に述べたSNS広告との併用も効果的です。
また、ベテラン、若手問わず、「自分がこの場所で働いているイメージがつくか」、「いかに不安を減らし、現状の不満を解消できるか」が就職・転職時の応募の肝となります。
採用に特化したサイトは、クリニックのホームページと比較して、医院・スタッフの実体験をもとにした圧倒的な情報量が提供できるため、結果的に応募者の「詳細がわからない」「ここで働いていけるかな」というマイナスな想いを減らし、応募へと繋げることが出来ます。
では何を掲載したら良いか?については過去記事にて説明しておりますので、こちらもご参照下さい。
▼応募数を増やす!採用専門サイトに載せるコンテンツとは?
https://www.upp-medical.com/column/practice/2556/
4.最後に
繰り返しになりますが、売り手市場のいま現在、まずは人の目に触れる機会を増やすことが肝要です。認識されてからようやく、応募するかどうかのふるいにかけられます。
SNSを使うのか、ホームページを使うのか、院内ペーパーや雑誌・新聞などを使うのかなど、募集する年齢層によって媒体を選別することで、より効果のある採用活動が行えることでしょう。
本記事が皆様の採用活動の一助となれば幸いです。
- 病院・クリニックの方へ
- 歯科の方へ
- 新規開業をお考えの方へ
- 医療法人設立をお考えへ
- 事業承継・相続・売却をお考えの方へ
グループのサービスご紹介