資産運用の知識「72の法則」とは?
1.はじめに
周知の通り、超低金利時代と言われている昨今、資産運用を考えている方は増加傾向にあるようです。掛け金を自分で運用するiDeCoの加入者は2016年の約25万人から2020年の155万人と4年間で約6倍増加しており、2018年1月から運用が始まりました積立NISAは2020年6月現在で244万口座が開設されており、相応の関心が示されている数値ではないかと思われます。そこで、今回は特に資産運用をされている方々に知識として知っていただきたく、「72の法則」についてご紹介させていただきます。
2. 概要
簡単に申しますと「72の法則」とは手元資金がどれくらいの期間で2倍になるか、簡単に分かる便利な算式で「72÷金利≒お金が2倍になる期間」となります。(複利での計算となり、上記のiDeCoやNISAは、複利にて運用いたします。)
具体例を挙げてみましょう!
1%で運用:72÷1=72年必要
2%で運用:72÷2=36年必要
5%で運用:72÷5≒約14年必要
10%で運用:72÷10≒約7年必要
逆に、手元資金を倍にするのに必要な運用利回りを知りたい場合は72をその年数で割れば良く、上記で言いますと10年で倍にしたい場合、「72÷10≒約7%」今の手元資金を10年で倍にするには、複利なら年間約7%の運用利回りが必要になります。
3.補足
今回は「72の法則」をご紹介しましたが他にも「100の法則」「115の法則」もございます。「100の法則」は単利で資産を倍になるために必要な年数を求める事が出来、「115の法則」は複利で資産を3倍にするために必要な年数を求める事が出来ます。
4.最後に
長期投資にご興味がある方は参考にしていただければ幸いです。文中にありました、「72の法則」、単利及び複利のウィキペディアをリンクいたしますので、ご参考にしていただければと思います。
「72の法則」
https://ja.wikipedia.org/wiki/72%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
「単利と複利」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E5%AD%90#%E5%8D%98%E5%88%A9%E3%81%A8%E8%A4%87%E5%88%A9
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