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2022/11/07

納税に便利なダイレクト納付をご存知ですか?

1.はじめに

みなさん、ダイレクト納付はご存知でしょうか?法人税や申告所得税、消費税、源泉所得税など多くの税金を基本的には窓口で現金納付されている方がほとんどかと思います。
納付期限当日にバタバタと窓口納付を経験された方はいらっしゃいませんでしょうか?
今回は、納税方法のひとつダイレクト納付についてご紹介いたします。


2.ダイレクト納付について

ダイレクト納付は電子納税の一種です。同じ電子納税の一種にインターネットパンキング納税も存在します。
どのようなものかといいますと、事前に税務署に届出等をしておけば、e-Taxを利用して電子申告等または納付情報登録依頼をした後に、簡単な操作で届出をした預貯金口座からの振替により、即時または指定した期日に電子納付することができる手続きです。

ダイレクト納付のメリット

① 銀行や税務署に出向く手間と時間が省ける。
② 納付書が必要ないため、納付書を紛失した場合もボタンひとつで納税できる。
③ 即日または期限日を指定して納税できる。
④ 納付に手数料がかからない。
⑤ 税理士が納税者に代わって納付することが可能。

納税方法も時代に応じて非常に便利になっております。納付書が紛失してもダイレクト納付を活用すれば心配はいりません。


3.ダイレクト納付の利用可能税目

源泉所得税
法人税
地方法人税
消費税及地方消費税
申告所得税
相続税
贈与税
酒税
揮発油税及地方揮発油税申告所得税及復興特別所得税等

普段馴染みのある税目もダイレクト納付可能です。他にも対象税目はございますので国税庁ホームページにてご確認をお願いします。
▼国税庁HP ダイレクト納付について
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/index.htm


4.ダイレクト納付を利用するための手続き

正直、紙一枚各提出先に提出するのみです。
この紙は納税する金融機関の口座情報の届け出になります。
(e-Taxでの手続き)
提出先:管轄税務署
届出書:「国税ダイレクト方式電子納税依頼書兼国税ダイレクト方式電子納税届出書」
(eLTAXでの手続き)
提出先:金融機関
届出書:「ダイレクト納付口座振替依頼書」
※銀行印の押印が必要です。

その他の詳細については国税庁のHPでご確認ください。


5.最後に

ここまで、ダイレクト納付について説明してまいりましたがイメージはつきましたでしょうか?ペーパーレス化も進んでいる時代ですので、納税に関しても納付書での納付ではなく、電子納税もできる時代となっています。
ただし、電子納税の前提として電子申告していることが条件になってきます。税金の確定は月末に差し掛かることが多いので、他の業務でどうしても窓口に行く時間がない時はダイレクト納付による納税が非常に活躍します。
税理士に納付書を預けている場合は、納付書を事業者様にお送りする日数にタイムラグも生じますので、いつでもダイレクト納付できる準備はしておいて損はないかなと思います。
ぜひ、ダイレクト納付を活用してください!!



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