2021/11/11
M&Aの視点で考えるクリニック建築時の留意点
Contents
はじめに
新規開業や建替えの場合、自宅兼診療所とするか、自宅と分けるかどうすべきでしょうか?将来のM&Aを見据えて検討します。
自宅を分けるか?一緒にするか?
M&A相談をいただくクリニックの2割程度は、上階に自宅が併設されています。自宅併設型クリニックでM&Aを進める場合には、自宅部分をどう取り扱うか?という論点が浮上します。具体的には売り手・買い手それぞれの立場で次のような悩みが考えられます。
(売り手)院長が高齢になってM&Aするケースが多いため、今更住み慣れた場所から引っ越すのも億劫と感じられる。
(買い手)賃貸の場合は、上階に売り手が住み続けるとやりづらい。売買では、自宅部分は必要ないので引き継ぎたくない。
第三者への譲渡を見越す
このように、自宅兼診療所はM&Aで引継ぎ先を探す場合にハードルが上がってしまいます。
新規開業時にご自身の引退のことまでは想定しづらいでしょう。しかし、最近ではご子息が医師になったものの、診療科が異なるなどの理由でクリニックを引き継がないケースも増えてきています。これからクリニックを建てる先生方はM&Aで第三者へ譲渡するという選択肢も考慮してご検討されてはいかがでしょうか。
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