応募数を増やす!採用専門サイトに載せるコンテンツとは?
Contents
1, はじめに
以前公開した「応募数を増やす!採用専用サイトのススメ」の続きの記事となります。
https://www.upp-medical.com/column/2075/
今回は採用専用サイトに掲載するコンテンツについて、具体的な項目レベルでご説明したいと思います。そのコンテンツを配置する狙いやポイントについても合わせてお伝えしますので、医院さん毎に構成を考えていただくための雛形に使っていただければと思います。
2, どのようなコンテンツがあると効果的か
① 大きな写真イメージ(スライダー表示など)
笑顔で楽しそうな集合写真
医院の外観・内観
真剣に働いているカッコいいスタッフの姿
などを使って、まず視覚に訴えます。楽しい集合写真は人間関係や雰囲気の良さを伝え、仕事中の真剣なスタッフの姿で、キャリアアップや活き活きと仕事ができることをイメージできます。外観・内観はそこで働いているご自身をイメージしてもらうためです。
写真は非常に重要なので、可能であればプロのカメラマンか、長くカメラを趣味にしているような方にカッコいい写真を撮ってもらいましょう。
② 院長からのメッセージ
どんな院長の元で働くのかというのは求職者にとっては非常に重要なことです。写真は笑顔で優しそうな写真にしましょう。怖そうな無表情の写真はNGです。
また、メッセージでは医院の理念や経営者としての思い、ここで働くことのメリットや、どういう方に応募してもらいたいかという点などを書くと良いと思います。
③ スタッフインタビュー
こちらは非常に重要なコンテンツの1つとなります。
求職者は実際に働いている方の生の声が必ず知りたいものです。
できるだけインタビューを受けるスタッフの実際の写真を掲載するようにしましょう。写真掲載に難色を示される方もいらっしゃると思いますが、医療機関なのでマスク着用でも不自然ではありませんし、コロナ禍でこれまで以上に見慣れた状況になっていますので、マスク着用で構わない旨を伝えてお願いするのもアリかと思います。
インタビューの中では、院内の雰囲気や、先生、先輩、同僚との良い関係性を自然な形で伝えることが可能です。単にホームページ内で「雰囲気のいい医院です!」とテキストで書くよりも、実際に働いている方の声として届けるのとではまるで効果が違います。
人選については、「このスタッフみたいな人に入ってもらいたいな」と経営者が思う方が良いかと思います。
ここで働くことで成長できる点
ハローワークの求人票を見ただけではわからないようなメリット
働きやすさ
などの話題が出るようなインタビューを行いましょう。間違っても作り話や虚偽の内容は書かないようにして下さい。入社後に必ず分かりますので、逆にトラブルの原因となります。
④ 入ってよかったこと ◯つ
実際に働いているスタッフが感じている「入社してよかったこと」を3つとか5つとか、箇条書きで端的にアピールします。それらの横にスタッフの方のお写真をさりげなく添えることで実際の声としてイメージしやすくなります。
スタッフ同士の仲がよくて楽しい!とか、新人教育制度が充実していて担当の先輩が日々助けてくれて安心 などですね。
⑤ 子育てをサポートする医院であることのアピール
女性が必ず気にされるポイントなのでPRポイントがあれば必ず掲載しましょう。
産前産後休暇、育休制度があることや、復帰後の休みの取りやすさ、これまでの産休後の復帰率の実績などを書いておきましょう。
⑥ 医院の基本情報
施設名、診療科目、職種別スタッフ数、開業日、住所、電話番号、地図、診療時間、休日、などの基本情報を掲載します。
⑦ 募集要項
求人票に掲載している項目を網羅することは当然として、それ以外にも待遇面で求職者のメリットになることは必ず掲載しましょう。
例えば、歓迎会や送別会の費用を医院で負担しているような場合は多いかと思いますし、院内旅行の費用を一部負担する医院も少なくないかと思います。それらも求職者のとってはメリットになりますから、そのようなものが他にないか、漏れなく掲載するようにしましょう。意外とたくさんあるものです。
選考の流れなどを簡潔に書いておくのも親切かと思います。
⑧ お問合せ先
問合せ先の電話番号は必ず掲載し、問合せフォームも準備しましょう。さらに採用担当者の名前も記載するとなお良いです。
問合せフォームの入力項目は極力少なくしましょう。最初は見学だけでもよいとしたり、個人情報も不要とするところも最近ではありますが、そのあたりは経営者の方針次第かと思います。
3, 最後に
今回は採用専用サイトを作るにあたって、主なコンテンツとしてどのようなものを準備すれば良いかを説明いたしましたが、一番大事なのは「本当に求職者にとって魅力的な医院になっているかどうか」という点です。採用専用サイトでのPRは、本当は魅力的なのに伝わってない場合は有効ですが、そもそも求職者から見て魅力的な職場ではないとアピールもできません。
経営者とスタッフとの関係性がよくなければインタビューにも出てもらいにくいですし、雰囲気が良くなければ魅力的な写真も撮れなくなります。
したがって、今いるスタッフが長く働いてくれるような魅力的な医院を作ることを第一に考えることで、自然と人が集まる医院になるのではないかと思います。そしてそれを対外的にもっと知ってもらうことで優秀な人財に来てもらいたいとなった時に上述した採用専用サイトなどを作ってPRしていただければ幸いです。
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